盗作とオリジナルの境界とは?~様々な手法から知る作品への眼差し~

近年、さまざまな世界で話題になっている盗作・パクリと言った問題。他人の著作物を模倣するのは良いことではない…だれもがそういった認識は持っているでしょう。しかし、その一方で境界線が微妙でわかり辛いのも事実です。 - 参考か盗用かは世間と原作者次第

参考か盗用かは世間と原作者次第

どこまでが盗作? どこまでが参考?
あるページにのっていた人物や背景の絵が、有名雑誌の表紙や著名な写真家の作品と酷似しているということが時にあります。有名な漫画作品などでときどき挙がる話ですが、上記のことは「盗作」にあたるのでしょうか。

結論から言いますと「見る人による」ということになります。例えば、小説が映画などのワンシーンを参考にして文章を書いたとして、「パクリ」と言えるでしょうか。「言える」という方もいれば「言えない」という方もいるでしょう。

「参考」と「アイデアの盗用」をわけるのはとてもむずかしく、人によってどちらと判断するかの基準も違います。人のポーズなどは、よっぽど特徴的なものでないかぎりは、そっくりだとしても問題ない場合もあるでしょう。

なぜなら、人がとれるポーズにはある程度かぎりがありますし、ありふれたものならば、ぐうぜん一致することもあります。同じポーズというだけでダメなら、ファッション雑誌のモデルの写真も盗作だらけということになるでしょう。

要するに、どちらとみなされるかは、世間の空気と盗作もとだと言われる原作者の対応次第、ということになるかもしれません。なんにしろ、デリケートな問題なので、考えなしに騒ぎ立てるのはいかがなものかと思います。