盗作とオリジナルの境界とは?~様々な手法から知る作品への眼差し~

近年、さまざまな世界で話題になっている盗作・パクリと言った問題。他人の著作物を模倣するのは良いことではない…だれもがそういった認識は持っているでしょう。しかし、その一方で境界線が微妙でわかり辛いのも事実です。 - 無自覚にしてしまう盗用

無自覚にしてしまう盗用

ネット上にある作品は無自覚な盗用を誘発する!?
もしかすると、インターネットが浸透すればするほど、盗作は増えていくかもしれません。なぜなら、どこからが盗用なのかという範囲が、学ばずにネットをつかっている世代ほど、判断しにくくなっていくからです。

以前、紙媒体が情報の主流であったときは、出典の明記は当たり前のように教えられていました。情報も、雑誌などの形で個別に存在していたため、知識としてなくても、なんとなく「無断転載はできない」と感じていたはずです。

ですが、スマートフォンが普及して以降、ネット上にある画像や動画などは、すべてがネットという空間に区切りなく存在しています。おかげで、どこまではいいのか判別しにくく、SNSなどでの無断転載も珍しくありません。

一番の問題は、無断転載などが無自覚に行われているという点です。そして多くの場合、仕事で利用しない限りは、他者の作品の正しい取り扱いを学ぶ機会はありません。おかげで、無自覚に盗用する人が増えていってしまいます。

「無自覚な盗作」を防ぐためには、情報ネットワークを正しくつかうための知識を個人個人がしっかりと身につけなければなりません。現在の盗作問題の多くも、ある意味ではネットリテラシーの欠如によるものではないでしょうか。