盗作とオリジナルの境界とは?~様々な手法から知る作品への眼差し~

近年、さまざまな世界で話題になっている盗作・パクリと言った問題。他人の著作物を模倣するのは良いことではない…だれもがそういった認識は持っているでしょう。しかし、その一方で境界線が微妙でわかり辛いのも事実です。 - 人々が盗作と認定する条件とは?

人々が盗作と認定する条件とは?

「パクリ」はレッテルを貼って当然という空気が条件!?
著名な作家たちの作品にも、過去の有名作品の影響が強く見てとれるものはいくつかあります。にも関わらず、ほとんどの人が「パクリ」とは言いません。おそらく、盗作とみなすきっかけがないからではないでしょうか。

多くの、いわゆる「パクリ」とみなされる作品群には、いくつかの共通点があるように思えます。まず、ひとつ目として「もとの作品よりクオリティが高くない」ことが挙げられるでしょう。もちろん、主観的な評価ではあります。

ようするに、多くの人々が「つまらない」「下手」「興味がわかない」といった感想を抱くと、類似点が「盗用」に見えはじめるわけです。次に、作者がなにか大きなイベントに関わるなどして、有名になることが挙げられます。

もとから有名ならまだしも、今まであまり世間一般に周知されていなかった人物には、否定的な意見が集まりやすいものです。よって、なにかきっかけがあれば「出る杭を打ちたい」人々によって、おとしめられる羽目になります。

とはいえ、本当に盗用している場合もあるので、上記がすべてに当てはまるわけではありません。ですが、日本特有の同調をよしとする文化と、作品への低評価が関係することは、頭のすみに留めておいてもいいのではないでしょうか。