盗作とオリジナルの境界とは?~様々な手法から知る作品への眼差し~

近年、さまざまな世界で話題になっている盗作・パクリと言った問題。他人の著作物を模倣するのは良いことではない…だれもがそういった認識は持っているでしょう。しかし、その一方で境界線が微妙でわかり辛いのも事実です。 - 盗作する作家の心理について考える

盗作する作家の心理について考える

盗作がなくならないのはなぜか?
作家の多くは、他者の作品を盗むのはいけないことだと知っているはずです。にも関わらず、なぜ盗作まがいのものを発表してしまう方がいるのでしょう。確かな答えはありませんが、一度考えてみるのもいいかもしれません。

人によって理由はさまざまでしょうが、比較的多そうなものを挙げていきましょう。まず、ひとつ目の理由としては「地位や名声などが欲しい」という、自身の利益を最優先させた結果だということが考えられます。

苦しい状況から抜け出すため、あるいは理想とする成功をやすく得たいと思うあまり、他人の作品を自分のものとして発表してしまったのかもしれません。次に、アイデアが枯渇して思わず盗んでしまったということが考えられます。

いくら大成功をおさめた作家でも、短期間で連続して新作を発表しないといけない状況になれば、アイデアが出てこなくなることがあるでしょう。そして、それでも新作を発表しなければと思い、盗んでしまうこともあるはずです。

理由はどうあれ、「盗作」と判明した時点で、自分の利益となるどころか作家生命そのものを終わらせてしまう可能性すらあります。にも関わらず行ってしまうのは、焦る気持ちが募り、まわりが見えなくなっているからかもしれません。