盗作とオリジナルの境界とは?~様々な手法から知る作品への眼差し~

近年、さまざまな世界で話題になっている盗作・パクリと言った問題。他人の著作物を模倣するのは良いことではない…だれもがそういった認識は持っているでしょう。しかし、その一方で境界線が微妙でわかり辛いのも事実です。 - 注意書きで盗作騒ぎを回避!

注意書きで盗作騒ぎを回避!

「この作品は過去の作品の影響を受けています」の注意書き
世の中には、誰にもマネできないオリジナル作品を作れる、人とは思えないような方が稀にいるそうです。しかし多くの作家は、他の作品からインスピレーションを受けることもあり、ときには既存の作品と似てしまいます。

ですが、文化の発展のためには、オリジナルを作れる天才だけでなく、他作品のフォロワーとして、ある作風や手法を練磨していく秀才も必要不可欠です。よって、彼ら秀才が「盗作」といわれないためのルールが必要でしょう。

もっとも確実な方法は、小説の「この物語はフィクションです」と同じような注意書きを展覧会などでもおこなうことです。「これらの作品は、過去にあった様々な作品から影響を受けています」とでも記せばいいでしょう。

万全を期すなら「もし類似点が見受けられたとしても、盗用ではなくオマージュです」とでもつけ加えればいいはずです。ただ、それでも、見る人によっては「盗作だ」と考えるでしょうし、世間の評価次第では消えていくでしょう。

とはいうものの、あらかじめ誰かの作品から着想を得たものだと知っていれば、見る方々の目も今よりは甘くなるはずです。評価が甘くなれば、少なくとも、オリジナリティを模索中の新人作家が消える確率は減るでしょう。